葬儀後の名義変更、手続きや届け出
死後の名義変更
葬儀のあとにしなければならない手続きとして、大別して、名義変更などの届け出の手続き、お金の受け取り方の手続き、遺産相続に関する手続きなどがあります。
そのうち名義変更には、期限が決まっていたり、死後なるべく速やかに手続きするものと、遺産相続が確定してから手続きするものとがあります。
死後すぐに手続きをする名義変更
世帯主が亡くなったときは、できるだけ早く住民票のある役場で世帯主変更届を提出します。
14日以内に市区町村役場で行わなければならないという決まりがあります。
また、電気、ガス、水道、電話、公団の賃貸住宅なども、最寄りの各営業所に行って名義変更の手続きをとります。
相続後に名義変更するもの
不動産や預貯金、株式、生命保険、自動車などの故人の財産は、死亡直後から相続財産、すなわち相続人全員の共有財産となります。
これらのさまざまな財産については、誰が何を相続するかが確定してからでないと名義変更はできないので、相続後ということになります。