葬儀後の名義変更、手続きや届け出
その他の葬儀後の必要手続き
故人の免許証や保険証などの返却
返却の手続きは市区町村役場、警察、公共施設、企業などの窓口で行ないます。
手続きには死亡した人のことを証明する書類(死亡診断書・戸籍謄本・戸籍抄本)の写しと印鑑を持参します。
健康保険証や年金手帳は市区町村役場の窓口へ提出します。
- 故人の運転免許証は、警察(公安委員会)へ返却します。調理師の免許証はその発行元へ返却します。
- パスポートは、希望すれば各都道府県の旅券事務所(パスポートセンター)で使用できないようボイド処理をしたのち、記念としてまた返してもらえます。
- 故人が高齢者であった場合、市区町村からの老人優待パス、公共施設や交通機関(バスなど)の無料カードなどを発行してもらっている場合があります。これらのものもその発行元に返却します。
- 故人が企業や団体などに勤めていた場合は、それらの組織が発行していた身分証明書も返却します。
- デパートや健康クラブなどのカード会員は、カードの発行元の会社へ名義人が死亡したことを電話連絡して、退会に必要な書類を送ってもらい脱会の手続きをとります。
- クレジットカードは本人の死を連絡し、カード発行元から脱会のための書類を送ってもらい、記入して返却し、脱会します。
- 故人登録の自動車があれば、所轄の陸運局に行って移転登録申請書を提出します。提出の際、あわせて戸籍謄本・相続同意書・住民票・印鑑証明書などを添付します。手続の期限は死亡してから15日以内です。